朝日 国際 09/11取得 元記事 2007年09月07日11時06分
アラブ首長国連邦を構成するドバイのシェイク・サイード・ビン・マクトム・アル・マクトム王子(30)が、訪問先のベラルーシの首都ミンスクのホテルでウエートレス見習をしていたナタリアさん(19)を見初め、出会ってから20日足らずで現地で結婚式を挙げた。ナタリアさんは「私の人生がおとぎ話になった」と話している。
インタファクス通信などによると、サイード王子は先月7日、クレー射撃の競技会に参加するために専属コック4人を連れてミンスクに到着した。ホテル支配人の説明では、2人の出会いは、王子が泊まるプレジデンシャル・スイートルームにナタリアさんがジュースを届けたときだったという。
王子は1週間の滞在予定を2度にわたって延長し、ナタリアさんをスポーツクラブや夕食などに招待。27日に結婚式を挙げた。イスラムにのっとった質素な式だったという。サイード王子にとって2人目の妻となったナタリアさんはロシア紙に「私は彼を愛しています。それ以上なにも望みません」と語った。